普通科の高校生なら誰もが決断しなければならないのが、文理選択ですね。
私は小学生の頃から理科が好きだから理系を選択した単純なやつなんです。
ただ、理系クラスで友達になった2人が理系を選択して地獄みたいな生活をしていました。
理系を選択して、地獄を見た友達の実話です。
文理選択で迷っているなら参考にしてください。
最後に文理選択の基準をまとめます。
目次
Aくんの場合
1人目をAくんとしましょう。
クラス長を勤め、男女関係なく人気があり、先生方からも好かれていました。
低身長、肥満体系、めがねでマスコットみたいなやつでした。(運動部だったけど)
理系を選んだ理由
ポイント
- 理系が就職に有利だからという両親の勧め
ありがちな「就職に有利だから」パターンですね。
間違いではないですが、自分から望んで理系を選択したわけではないんです。
得意教科、苦手教科
得意教科
- 国語(現代文)
苦手教科
- 数学
- 物理
- 化学
理系クラスで、数Ⅲまであるためハイスピードで授業が進みます。
数学の苦手な彼がついてこれるはずないですよね。
授業態度、課題の取り組み
ノートを普通にとって、真剣に授業を受けていました。
人気者だったので、授業中によく先生に当てられてました。(正解はしてないけど)
課題もほとんど提出してました。
いわゆる、模範的な生徒でした。
ただ、理系教科ができなかった。
私が考える文理選択を間違えた理由
- 自分の意思で選んでいない
- 明確な目標がなかった
自分の将来は、自分で決めるべきです。
自分で決めたのなら、責任感が芽生えます。
目標を達成するために努力する。
苦しかろうが、辛かろうが頑張る。
その活力になります。
文理選択をした高校1年生の時のAくんには、目標がなかったから失敗してしまったと思います。
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Bくんの場合
2人目はBくんです。
鉄道とポケモンが好きなオタクという生き物ですね。
私もポケモン好きだったので対戦して遊んでました。
理系を選んだ理由
ポイント
- 理系が就職に有利だからという両親の勧め
- 鉄道関係の仕事に就きたいから
両親から就職目線のアドバイスがあったのはAくんと同じですが、Bくんの場合は鉄道関係の仕事に就くという明確な目標がありました。
全国に赴任できることからJRを目指していました。
得意教科、苦手教科
得意教科
- 地理
苦手教科
- 数学
- 物理
- 化学
Aくん同様、理系教科が全くダメでした。
なぜか、地理だけは異様にできました。(私も教えてもらいました)
文系を含めた順位でもトップクラスでした。
授業態度、課題の取り組み
自分の苦手な教科では、よく居眠りをしていました。
課題の提出もけっこう忘れていました。
課題を提出できなくて、部活にいけないなんて姿をよく見かけました。
一方で、得意な地理だけは真剣に授業を受けていました。
私が考える文理選択を間違えた理由
- 好きなことしか努力できない
- 嫌なこと、苦手なことを後回しにする
Bくんは好きなことはトコトン頑張る人でした。
一方で、嫌なこと、苦手なことからは逃げるような人でもありました。
勉強しないで、点数をとるなんて無理なのに、Bくんは取り組むことができませんでした。
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文理選択の基準
AくんとBくんの失敗から
文理選択の基準
- 自分の進路は、自分で決めろ
- 得意な方を選べ
自分の進路は、自分で決めろ
Aくんに限らず受験に失敗した同級生は明確な目標を持っていない人が多かったです。
- とりあえず有名だから
- 自分の学力で受かりそうだから
- 両親や学校の先生が勧めたから
この様な理由の人は落ちるか、合格しても納得していないってことが多かったです。
明確な目標を持っている人は最後の最後まで頑張れてましたね。(私も含め)
得意な方を選べ
得意教科の方が勉強し易いです。
とにかく問題を解けたり、点数とれたりすればやる気になります。
Bくんのように苦手教科だらけで勉強が嫌になるよりマシです。
大学に入学するのが優先です。
入学してしまえば、後で好きな科に転科すれば良いだけです。
文理選択なんて大学入試の科目を決めるだけで、その後は好きなように進路を変えられます。
まとめ
理系で進学しても、英語の教科書や論文は読みます。
文系で進学しても、経済学には数学が付き物です。
専攻について勉強するために、他の分野の知識が必要になります。
文理選択で、人生が大きく変わることなんてない。
頑張れる方を選べば良い。